そうだったのか?! スーツの意外と知らない豆知識14
みなさん
こんにちは。
オーダースーツ縫夢です。
さて、
今日も意外と知らない豆知識シリーズをお伝えしていきます!!
今回は前回に引き続き『生地』についてお話します。
そしてそのなかでも今日は『ゼニア』についてです。
世界NO1の生地としても有名ですね!!
さあ内容に入っていきますね^^
大きくは3つですね
1. ゼニアの生地は、なぜ高いのか?
2. ゼニア生地のさわり心地
3. ゼニア生地の見た目
まずはこちらから
1. ゼニアの生地は、なぜ高いのか?
さあそもそも『ゼニア』と言えば超高級生地で有名ですね。
店によって『20万円〜30万円』としますね。
なぜ故にそんなに高いのか?
それは
理由
→
オーストラリアの契約農場から買い付けた羊毛から、『脇と肩の高品質』の部分だけを使います。
例えるなら、 ”羊毛の大トロ”の部分だけを使って生地を織り上げます。
そこからさらに糸を厳選。羊毛の細さや長さ、色、密度、強度を
細かく検査して、自社の基準に合ったもの以外は使わないという徹底ぶり。
良い部分だけを使って、残りの部分は使わないという製造方法です。
ゼニア以外の生地メーカーももちろん品質の良い羊毛を使っていますが、
ここまでムダの多いぜいたくな糸の厳選はしていません。
ゼニアのように、徹底した原料の選び方をしていればコストもかかります。
他メーカーにくらべて生地が高くなってしまうのも当然かもしれません。
続いて、2つ目ですね!!
2. ゼニアの生地のさわり心地
こだわった羊毛から作られたゼニアの生地は、決して大げさではなく、
さわった瞬間に「この生地は高級だ」とわかるほど上質なさわり心地。
もしも仮に、小学生がゼニアの生地と他社の生地を比べたとしたら、
すぐにどっちが良いのかわかるレベルです。
それぐらい、ソフトで繊細なさわり心地です。
他の生地メーカーも、スーパー130やスーパー150などの極細の糸を使って
柔らかなさわり心地がするものもあります。
《細さ》だけではなく、
ゼニアのように《細さ》+《密度と強度》を
重視して作っていないので、生地にコシやハリが足りません。
コシやハリのない生地がスーツになると、柔らかさは感じられます
が着ているうちに生地がクタッとしたり、型崩れが起きてきます。
良いスーツを仕立てる生地に必要なのは、柔らかさだけではなく、
『適度なハリとコシ』も必要だということもぜひ憶えておいてください。
ゼニアの生地がスーツになった時に感じるのは、ウール100%なのに
まるでカシミア100%のような柔らさとしっとり感です。
さわり心地が滑らかでふわっとしていて心地が良いです。
生地には適度なハリもあります。
100年以上にわたり、ウールと向き合ってきたゼニアの生地は、
心地よい触感が特徴です。
続いて3つ目です。
3. ゼニア生地の見た目
ゼニアの生地でオーダーしたスーツは、一見しただけで上質な
スーツだとわかります。
スーツ表面には光の当たる角度によって、つやつやとした
光沢が浮き上がります。
羊毛の脂による光沢なのですが、羊毛の品質が良くないと
こうした美しい上質なツヤは出ません。
安価な羊毛にシルクを混ぜて無理にツヤを出そうとしている
スーツを街で見かけます。
生地表面にツヤが出ても、上品なツヤというよりもギラギラとした
やや品のないツヤになってしまいます。
ツヤはあればいいというわけではなく、上品なツヤかどうかが重要。
上品なツヤのあるスーツを着ると、相手からの印象もグッと上がります。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによると、
「人の第一印象は3秒で決まる」のだそうです。
上品なツヤを持つゼニアのスーツを着れば、相手はあなたのことを
「ステータスのある人」だと一瞬で判断します。
以上が『ゼニア』の特徴でした!!
縫夢ではゼニアのスーツが
なんと!!!
『8万円』からオーダーできます。
なぜそんなに安いのか?というと
・メーカーからの現金で一括購入
・工場直接販売(縫夢自社工場直接販売)
だからできるのですね。
この機会に是非『ゼニア』で男の格をあげてみませんか?
それでは^^
houmu